JavaScriptのGUIデバッガー
インストール

サーバーサイドのJavascriptをデバッグするGUIツールのインストール方法を説明します。
「ダウンロード」ページから、CGJSデバッガーのZIPファイルをダウンロードして、デバッガー、JavaScriptのコンパイラ、
Back End部APIのJavascriptモジュールを配置するフォルダーをclient PCに設定します。
インストールする時は、client PCの実態に合わせて実際のディレクトリ、ファイル名に変更して操作してください。
また、ファイルを操作するワークフォルダーを%WORK_DIR%として説明しています。
環境変数 WORK_DIR に実際のフォルダーを設定してください。
(1) CGJSデバッガーのZIPファイル cgjs_debugger_101.zip を %WORK_DIR% にダウンロードして解凍する
C:\> PowerShell Expand-Archive -Path %WORK_DIR%\cgjs_debugger_101.zip -DestinationPath %WORK_DIR% -Force
(2) フォルダー c:\cgjs を作成し、展開したファイルをコピーする
C:\> mkdir C:\cgjs
C:\> Xcopy %WORK_DIR%\cgjs\* C:\cgjs /Y /E
(3) PCのファイアーウオールでデバッガーのポート番号を許可する
Windowsの設定ツールでファイアーウオールにデバッガーのポート番号を許可する設定をします。
ポート番号は、サーバー側CGIの設定ファイル CGJS.config のキー名称 DEBUG_PORT に設定している番号にしてください。
また、デバッガーの設定ファイル cgjsDebug.config のキー名称 PortNo にも同じ番号を設定してください。
(4) エディタでcgjsDebug.configファイルを編集・設定する
<configuration>
 <appSettings>
  <add key="PortNo" value="8777" />
  <add key="SourceFolder" value="C:\cgjs\module" />
  <add key="TabIdx" value="0" />
  <add key="SourceFiles" value="" />
 </appSettings>
</configuration>
設定するパラメータは、PortNo、SourceFolder です。
SourceFiles は、デバッガーを起動したときロードするJavaScriptファイル群(;区切り)を指定します。
どのパラメータもデバッガー起動後にGUIで再設定・保存ができます。

 CGIに開発用の debugCGJS.cgi や debugCGJS.exe を設定し、cgjsDebugger を起動したクライアントからWebサーバーに
アクセスした場合、実行されるBack EndのJavaScriptは、サーバー側のファイルではなく、C:\cgjs\module\配下の
JavaScriptファイルやコンパイルした.joファイルになります。
 Webサーバーが起動したCGIがClient PCのデバッガーに接続できない場合のみ、サーバー側のCGJS.configファイルで指定した
ディレクトリのファイルがCGJS CGIで実行されます。